パリ?!2010/09/07 14:00

8月の半ばに1年ぶりぐらいでNYに行ってきました。
今回の目的は、幼なじみの結婚式に参加することだったので、わずか1週間足らずの短い滞在。それでも友人達何人もと会うことが出来、充実の5日間でした!

我がふるさと、NYに行くといつも睡眠を取らないでも全然OKなほど覚醒されてしまう のか、あちこち歩き回ってしまいます。興奮して寝ていられない…なんて、この年になってくるとなかなかないことなので(笑)、逆に歩くし懐かしいもの食べるし精気を得る しで“ヘルシー”に生き返る想いです。
今回はマンハッタンの中心部に泊っていたので、朝早く起きて5番街からぐるっと回って散歩しました。出勤のビジネスマン達の中には早朝からピシッとスーツで決めて、

まるでディナーのようにお洒落な高級レストランで朝食ミーティングをしている人たちも。日本でも朝の7時頃からやっている高級レストランてあるんでしょうか???

生活習慣、仕事の仕方の違いを感じました。確かに食事を取りながらだといちいち午前中を会議に費やすこともなく、気分も良くひと仕事終えられる気がしますよね。

あとはケータリング・トラックでドーナツやプレッツェルを買って歩きながら食べて いる人がほとんど。朝から活気にあふれています。
散歩の途中では5番街のお店の粋なデザインに惹かれ、思わず写メを撮りまくってしまいました。こちらはルイ・ヴィトン。ビルの角をこんな使い方するなんて!

9/72010/09/07 22:54

今年は7月末からほとんどオフの日もなく、先日広島から戻ったところでちょっと風邪気味です。
まったく9月とも思えぬ暑さ。皆様も体調管理に充分お気をつけ下さい。

さて、世界をギター一挺で渡り歩く(?)福田です。海外で活躍するクラシックの音楽家の皆さんは大勢いらっしゃいますが、赤道を越えた国での音楽活動では、我が国でも屈指の演奏家と自負しています。

中南米だけでもキューバ、ブラジル、アルゼンチン、ベネズエラ etc.・・・と、何度となく演奏旅行に出掛けています。

今年の音楽祭始めは5月コロンビアでのボゴタ国際フェスティバル2010でした。 アメリカのヒューストンまで11時間、2時間のトランジットでボゴタまで4時間半。家から成田までを含めるとトータル20時間の長旅。14時間の時差なので、昼夜は完全に逆転。南半球での仕事はいつも時差ボケとの戦いです。

コンクールはとても優秀な人材約70名集まって白熱した演奏が繰り広げられました。

夜には錚々(そうそう)たる審査員によるリサイタルが楽しめます。
今回は特にバロック・ギターのホセ・ミゲル・モレノのビウェラとバロックギターのリサイタルは、それは素晴らしいコンサートでした。
そして2日後の私のリサイタル。まさに時差とハード・スケジュールをいかに克服するか、が課題のリサイタルでしたが、頑張りました。夜8時からの演奏会はほぼ満席。最後のスタンディング・オーベーション(!!)。

こればかりはラテンの国ならではの熱さ。やはり演奏者としては、ものすごーく気分が良い。

「せんくら」でも、賞賛の拍手はいつもより大げさに、態度で示す事をお勧めします。演奏家は喜び、聴き手も楽しい!こんな良い事はないでしょ。

是非とも「せんくら」名物にしてもらいたいです。

もっとも、わたしたちがそれに値する演奏をした時に限りますが(甘やかしも禁物です!)。

明日は翌月6月に参加した北九州響ホールフェスティヴァルについて書こうかと思います。

それでは!