荒川洋|~イベントの街仙台~ vol.72010/08/22 19:39

僕は仙台出身で、小さい頃から本当に仙台が大好きである。

小学生1年生の頃、東京に引っ越すことになり、泣きながら同級生をお別れしたことは今でもよく覚えている。

当時、南光台小学校の前にはヒヨコ売りのおじさんがいて、横にはゴルフ場もあった。

タイヤが山積みにされていた校庭にある山は、今だに探検しつくしていないことを悔やんでいるほど好きだった。

まだ埋め立てられてなかった台原の近辺には沼があり、まさかそこに地下鉄が走るとは思わなかった。

でもそんな時代から仙台が形は変わっても、みんなが共有する調度良い規模の街でいてくれてることが素晴らしいと思う。

以前も書いたことがあるけど、友人のガイジンさんはみんな仙台が好きだという。気候と都市の規模と緑があるところが良いと言う。

緑のある大通りを歩けば、西公園のSL機関車のある市民会館だっていけるし、買い物したいと思っても行きたいところにすぐ行ける。

そんなノリで、イベントがあってもすぐ辿りつける。友人に会えし友人になれる。そんな素敵な街はなかなかない。

障害を持つリコーダー奏者の妹、荒川知子も、せんくらと同様、すっかり仙台の街に定着したイベント「とっておきの音楽祭」でお世話になった。

同じように、僕も「せんくら」も仙台の人たちとともにイベントを盛り上げていけたらと思う。

今年も何か提案できたらと思います。

よろしくお願いします!

荒川洋|~名づけ~ vol.62010/08/21 19:36

こんにちは。荒川洋です。

 せんくらブログに書くことではないかもしれませんが、9月にパパになります。
もともと子供が大好きなので楽しみです。
ベビーベットやチャイルドシートがくると、本当急に実感湧くものですね。

フルート奏者&作曲仲間の多久潤一朗君曰く、
「子供ができたら作曲できなくなるよ、手が空かなくなるから」
との助言が脳裏を霞めつつ、自分で課した曲作りの量に焦るこの頃なのですが、
それよりも悩みなのが子供の命名。
いろいろ調べると、結果が違うんですね。宗派のようなものがあるのでしょうが、
割と困惑。

見ずに好きな名前でも、とも思うこともあるんだけど、
「波乱万丈で気難しい子」とかの姓名判断がでていたらかわいそうだし。
色々悩んでいる最中、
今朝うちに来た一番若くて、やんちゃな中学生の生徒に話し、彼の姓名判断を一緒にやってみた。

結果「悠々自適な将来。誰からも愛され、小さいことから才能も抜群」
いつまでたってもいい加減に吹いているため上達しない彼が、
「やっぱりな。あたってるよ!」
といって満面の笑みで帰っていった。

ちょっと気が楽になったかも。

荒川洋|~作曲をするコト2~ vol.52010/08/20 19:32

暑いですね。あ、また言ってしまった。ガリガリ君が。。

今日は作曲の話の続き。

小さい頃の何か記憶は?
と聞かれたらいろいろあるかもしれないけど、

小さい頃のオンガクの記憶は?
て聞かれたら?

小さい頃テープで聴いたラプソディ・イン・ブルーやウィーン・フィルのヨハン・シュトラウスのワルツ。
西城秀樹のYMCA。ピンク・レディーのUFO。ゴダイゴの銀河鉄道のテーマ。
サラボーンの枯葉。ハービーマンのフルートやジョー・パスのギター。
どこかで聴いた懐かしいメロディー。心を揺さぶられる音楽。

小さい頃の好奇心と重なるように、沢山の音楽に出会った一時。
そんな玉手箱のような時間だったのかもしれない少年時代ははるか昔、現在のように一音一音を奏でる仕事をしていると、
次第に曲を作りたい衝動に駆られるのです。

そして、オーケストラで大作曲家の素晴らしいハーモニーやアイディアに触れると、
さらに欲求が深まるばかりなのです。

ルソーの日曜画家じゃないけど、演奏人生の合間に曲がかければ、人生シアワセって思うこの頃です。

荒川洋|~作曲をするコト~ vol.42010/08/19 19:29

どうも荒川洋です。
 暑い毎日ですね。毎回アツイアツイって書くと、ニュースにあったようにガリガリ君がコンビニからなくなるかもしれないので、ほどほどに書きます。

僕は作曲もします。

7月に自作自演ミニライブをやりました。半年ずつやっていて、今回で三回目です。初回は2夜演目の違う公演をやったので、本当は今回で4回目というのが本当ですが、
普通の演奏会形式で1部&2部あわせて自分の曲だけで演奏するというコンサートです。
いわゆる、楽譜を浄書し、出版体制が整った状態のものを、自分や、共演者に配り演奏する形体なので、アドリブとかはやれてもやらないのですが、
いろいろ半年たまったものを吐き出す会として、新宿のドルチェ楽器で毎回公演しています。

最近は、自分自身とても重要な会というか、ホームグランド化していて、7月の公演はとうとう18分ものクラリネットソナタを作ってしまい、
若手有望の素晴らしいテクニックの持ち主のクラリネット奏者、中秀仁君初演してもらいました。

また豪快かつ優雅に奏でるチェロの名手、水谷川優子さんのために作ったデュオ「オルレアンの乙女」も弾いてもらったあと、
ピアノソロに直した同じ曲を、ピアニストうえださんに弾いてもらいました。

そういえばこの公演中に、そのうえださんが一言、
「荒川くん、この会、全然ミニじゃないし、自演じゃないよ」
確かに。。

気がつかなかったけど、休憩含めて公演時間2時間半。
反省も含めて次回からは「ミニ」は省かせてもらいます。

さておき、今は、その公演も終わり、ビオラとフルートのデュエットの曲の後、頼まれているフルートカルテットの曲を書いている最中ですが、
何故、締切りがないと作曲できないんだろう。というのが悩み。

 「やばい、間に合わない」
って急き立てられないと、何か天からメロディーが降りてこないんですね。
締切りが迫らないと書けない。
困りました。

 <続く>

荒川洋|~Rimowa~ vol.32010/08/18 19:27

どうも荒川洋です。暑いですね。テキストで書くと人事のようですがそうではありません。暑いです。

あまり関係のない話題ですが、
最近Rimowaのattacheを買いました。

元々フルートのケースを入れるカバンが欲しかったんだけど、ずっといろいろ迷っていてとうとう購入。
Rimowa好きとしてはいつか欲しかったアイテム。

実は僕のフルートのケースは自作。いつオケで使うかわかんないピッコロを常備しても嵩張らないようにしたもの。
それをいれても半分スペースが余る。助かる。
これで財布や手帳、文房具もいれてみる。

とりあえずフルート奏者には見えないかも。見えないのも困るけど、標準のフルートケースを過去数回置き忘れそうになった経験のある僕としては、すべて一個にまとまるのはとても嬉しい。

でも新日フィルで他の楽器の連中にはあまり言えない。フルート以外のほとんどの楽器がアタッシュケースに入らないわけだし。