秋になりました2010/09/21 16:01

仙台はすっかり秋になりました。夜窓を開けて寝れば肌寒く、窓越しの山々がなぜかくっきりと、色もしっとりと濃く見え始めるんです。不思議ですよね。

秋を感じるとやりたくなることってありませんか?


私の場合、パウンドケーキを焼きたくなります。オーブンを使うのが嫌じゃなくなるんでしょうね。部屋も温まるし。
おかずも、夏にはしなかった煮込みが復活しはじめます。

あとは不思議なのが片付けたくなります…模様替えに近いですが、例えば本棚が足りないと思っていたので、横向きに並べていたラックを縦にして楽譜などを入れてみよ
うかなど、考えるとルンルンします(o^o^o)
動物は冬眠の準備をするといいますが、オガワも冬支度の準備?なんでしょうか。

しかし、仙台の夏も暑かったですねー。そのせいか、過ごしやすい気温になった途端に体が少しだるく感じます。こういう人多いみたいです。
体が元気でないと、気分もしんどいしいろいろ影響します。しっかり食べて寝ましょう!

小川有紀子

セレーノも5回目2010/09/20 11:58

みなさま、今年もせんくらが近づいて参りました。せんくらが
5回目…ということはセレーノも5回目の出場!になります。


セレーノの結成は2002年ですから、カルテット暦はさほど長い
わけではありません。が、たった四人で世界を作るカルテット
はなかなか長く続かないと言われます。しかもファーストバイ
オリンの西江氏は仙台には住んでいません。それでも
細く長くやっていけたら、自分の財産の一部になると感じてい
ます。

応援よろしくお願いします\(^O^)/

写真は結成した頃の、本番後の一枚。真ん中は私の大好きなア
イリスオーヤマの社長夫人でございます。
で男の子たち、ホテルマンみたいじゃありません?

イケメンに囲まれていいですねーといわれますが、確かにそう
かもね…と思えるお気に入りの一枚です。
…しかしみんな若いなぁ(^o^;


今回は、第一回の仙台国際コンクールピアノ部門の優勝者、ジ
ュゼッペ・アンダローロとのシューマンも楽しみですが、ベー
トーヴェンの最後のカルテット第16番が私は一番の楽しみです


なぜなら、実際にあまり演奏されないから。…そこまでいけな
いからというべきかな。
直前の15番、大フーガなどは壮大な世界も感じられ、挑戦し
たりしますが、最後の16番はなんとも単純なメロディーライ
ンと、その追っかけっこで成り立っています。私が最初に演奏
会で聴いた時は、ちっともいい曲に思えませんでした


あのベートーヴェンが最後に何を書きたかったのか。
特徴がこれといってないなぁと思っていましたが、わかってき
たことが一つ。


大人じゃないと弾けない…。


見せびらかすようなテクニックも、演歌のような歌い回しもあ
りません。
でも、静かな何かがそこに存在するように思うのです。

セレーノが挑戦します。

小川有紀子