はじめまして!2010/08/09 09:33

みなさん、こんにちは!
今年せんくらに出演させていただくピアノの高橋礼恵です。
今日から一週間ブログを担当させていただきます。お付き合いよろしくお願いします♪

さて、今回は私のせんくらデビュー。
考えた末、プログラムはやはりベートーヴェンに決めました。
ベートーヴェンは私が子供のころからずっと好きで関わってきた作曲家。なぜこんなに魅かれるのかはわかりませんが、父がよく聞いていたせいもあるのかもしれません。今も覚えているのは、“皇帝”を聞いて“将来絶対この曲を弾きたい!”と思ったこと。それから20年して夢がかない、しかもそれがベートーヴェンの生地ボンだった時の嬉しさは忘れられません。
幸運にもその後“皇帝”をはじめベートーヴェンのコンチェルトを演奏する機会をいただいていますが、5曲それぞれが素晴らしくて、どれが一番好きと決めるのも難しいくらい。特に3番の2楽章と5番の2楽章の痛いくらいの美しさはこたえられません・・・緩徐楽章を聞くと、“ベートーヴェン=力強い、気難しそう”というイメージと別の顔が見えてきますよね。

今回演奏する、“月光”ソナタ、“悲愴”ソナタ、どちらもそんなベートーヴェンの魅力がいっぱい詰まった名曲です。
“悲愴”ソナタの衝撃的な始まり、ほとばしる情熱、そして2楽章の慰め、慈愛に満ちた旋律。“月光”ソナタの1楽章の深い絶望と悲しみ。シンプルなのに、そこからあふれ出る痛み。3楽章の絶望の爆発。
ベートーヴェンの心をぶつけるようにして書かれた二つのソナタ。
私も今できる力すべてを尽くして演奏したいと思っています。
会場でお会いできたらとても嬉しいです。

高橋礼恵(ピアノ)

*写真はケルンでの演奏会でのもの

8月9日2010/08/09 15:58

7月某日…

今、私はベルリンに住んでいる息子に会いに来ています。今日は音楽には全然関係なくサッカーの話題(^_^;)
日本でも、今回のワールドカップは大変盛り上がりましたが、ドイツも予想以上に強く(メンバーの世代交代が功を奏して!)それはもう大変な盛り上がりだったそうです。日本でも、タコのパウル君は有名になりましたよね。

ヨーロッパは、夏は本来そんなに暑い時期が長くないので、だいたいの家やレストランにはクーラーがありません(日本でも北海道はそうですよね。仙台はどうでしょう?!)。なので、多くのレストランは、外にテーブルを出して、屋外での食事を楽しめるようになっています。どのレストランもサッカー中継を流していますが、テレビを外に設置して、みんなで観戦していたそうです。
また、車に乗ってラジオで実況中継を聞いている人達は、ドイツに点が入ると、みんなクラクションを一斉に鳴らしていたそうです。点が決まった時には、なんと花火も上がったんですって!日本も盛り上がったけど、そこまでじゃなかったですよね。時差の関係もあるでしょうが、試合のあとにニュースで盛り上がる、っていう感じだったような気がします。
リアルタイムで観戦されていた方もいらっしゃいましたか??

写真は、駅の電車の案内板ですが、そんな所にまで「ドイツがアルゼンチンに4対0で勝った!」とテロップが出ています。息子が面白がって撮ってあった写真をもらいました(^-^)v
皆さま、楽しんで頂けましたでしょうか(^-^)/?一週間、よろしくお願いします!

漆原啓子