灼熱のコンサート!?2010/08/25 11:22

(親子コンサートのリハーサルにて。ピアノ:加藤昌則さん、チェロ:奥村景さんと。)
8月16日。
午前中は親子コンサート。なんとホールの空調が壊れるというハプニングが!!
でも、暑さの中でも子供たちは一生懸命聴いてくれました。
毎年子供たちも参加できる様なコーナーを入れるようにしています。
今日は鈴とカスタネットで即席ミニミニコンサート。
小さい子供たちが演奏(?)している姿は本当にかわいい!

夜はリサイタル。相変わらず空調は直らないので猛暑の中でのコンサートとなりました。
前半は秋に発売になるアルバムに収録した曲を中心に、後半はピアノトリオで。
室内楽は好きなんだけど、なかなか機会がないのでかなりの職権乱用ですがただただ自分が弾いてみたい曲を選択。
噴出す汗と戦いながら、精根尽き果てました(笑)

ショパンの話2010/08/25 14:45

パリにあるショパンの墓
こんにちは。イリーナ・メジューエワのマネージャー井上です。今日は「ショパンの話」をイリーナに聞いて見ましょう。
井上:ショパンのCDを多くリリースして、おかげさまでレコード芸術でも特選を何度か頂いていますが、イリーナにとってショパンとはどのようなものでしょう?
【CDはコチラでチェック→ http://www.waka-kb.com/ 若林工房】

イリーナ:ショパンは私にとって子供の頃から特別な存在でした。ショパンの音楽を聞くたびに、そのあまりの美しさに感動して、よく泣いていました。ショパンの曲を弾けるようになりたくて一生懸命ピアノを練習したのも、今では懐かしい思い出です。
ショパンの素晴らしさというのは色々ありますが、どんなに難しい曲でも「手」にとって無理のない書き方をしているというのは、ショパンがピアノという楽器のことをほんとうに熟知していたことを示していると思います。もしショパン自身の演奏(録音)が残っていれば、どんなに素晴らしいだろうかと思うのですが、その演奏は想像するしかありません。
今年はショパンの生誕200年の記念イヤーにあたるということもあって、ショパンの作品を弾く機会が多いですね。ピアニスト冥利に尽きます。これだけショパンで盛り上がるのは、次は50年あるいは100年待たなければなりません。皆さんも是非ショパンの音楽を楽しんでください。

今回はイリーナのオール・ショパンプログラムがございます!皆様、是非ご一緒にショパン・イヤーを祝いましょう。
公演No.47 10/2(土)15:30~16:15 エル・パーク仙台 ギャラリーホール 
ポロネーズ 第2番、ノクターン 変ホ長調、エチュード(4曲)/変イ長調「エオリアンハープ」/ヘ短調/イ短調「木枯し」/ハ短調、プレリュード「雨だれ」、スケルツォ 第3番

イリーナ メジューエワ http://www.jesc-music.org/artist/artist_04.html