ベートーヴェン 最後の弦楽四重奏曲 ― 2010/09/25 19:03
皆様、こんにちは。
仙台フィルの佐々木真史です。
早いものでせんくら出演も5回目、思い出深いせんくらにしたいと思っております。
セレーノ弦楽四重奏団は、ベートーヴェンの弦楽四重奏曲第16番、作品135に挑戦します。
この曲はベートーヴェンの数ある作品の中でも、最も哲学的、宇宙的などと言われる、後期弦楽四重奏曲集の中でも
最後に位置する作品です。死の前年に書き上げられ、まとまった作品としては最後となったこの曲、
さぞかし難解でわけわからんのではとお思いになる向きもおありでしょう。私もそうでした。
ところがどっこい、どこかハイドンを思わせるシンプルな形式を持ち、意外に親しみやすいのです。個人差はあるとお思いますが。
最終楽章の、終わりの部分には、これがベートーヴェンかというような可愛らしい旋律が登場し、そのユーモラスさには思わずニヤリとさせられる程です。
あれほどの巨人であっても最後はこの境地に帰っていくのかと思うと、感動せずにはおれません。
どうぞお楽しみになさってください。
佐々木真史
仙台フィルの佐々木真史です。
早いものでせんくら出演も5回目、思い出深いせんくらにしたいと思っております。
セレーノ弦楽四重奏団は、ベートーヴェンの弦楽四重奏曲第16番、作品135に挑戦します。
この曲はベートーヴェンの数ある作品の中でも、最も哲学的、宇宙的などと言われる、後期弦楽四重奏曲集の中でも
最後に位置する作品です。死の前年に書き上げられ、まとまった作品としては最後となったこの曲、
さぞかし難解でわけわからんのではとお思いになる向きもおありでしょう。私もそうでした。
ところがどっこい、どこかハイドンを思わせるシンプルな形式を持ち、意外に親しみやすいのです。個人差はあるとお思いますが。
最終楽章の、終わりの部分には、これがベートーヴェンかというような可愛らしい旋律が登場し、そのユーモラスさには思わずニヤリとさせられる程です。
あれほどの巨人であっても最後はこの境地に帰っていくのかと思うと、感動せずにはおれません。
どうぞお楽しみになさってください。
佐々木真史
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